定期検診といえば、おおよそ歯科では想像がつきにくいかもしれません。
しかしながら近年、お口の中が様々な全身疾患と関係することが解明されています。
また、定期的に歯科検診を受けておられなかった高齢者のほとんどの方が大切な歯を失ってしまい、しっかり噛んで食事ができず苦い思いをされています。
歯医者に通わなかった結果、入れ歯にお世話になるか、高額なインプラント治療を選択せざるを得なくなってくるのです。
どちらがお得でしょうか?
仮に、3ヶ月に一度受診したとして、1回あたりのおおよその診察料は¥3,000です。
¥3,000×4回(年間)=¥12,000となり、80歳までの年数は50年なので¥12,000×50年=60万円となります。
インプラント1本あたりの費用はおおよそ40万ほどです。
それが2本、3本となっていくと当然金額はあがります。
どちらがお得でしょうか?そしてどちらが良いですか?
自分の歯で噛めるのか、インプラントを埋入するか?入れ歯の場合でも、脱着が煩わしい他、合わない、おもいきって噛めない問題がありますよね。歯科にかかる費用が50年で60万円、この金額は高いでしょうか?
診察(3ヶ月に1度)
¥600,000/50年
インプラント
¥400,000/1本
お口の中の「怖さ」を知りましょう。
お口の中の「怖さ」を知りましょう。
大体の人は、死に至る疾患に関しては、規則正しい生活を含めた「予防」が大事だと考えています。健康診断しかり、人間ドックしかりです。
しかしながらお口の中の定期検診はなかなか受けようとしません。
それは、お口の中の「怖さ」を知らないからにほかなりません。
日本人に関して80歳になったときに自分の歯が20本以上残っている方はほんの数パーセントしかいません。
現在の高齢者が後悔している事の第一位は「歯科定期検診にいっておけばよかった」なのです。
削ったり抜いた歯は元に戻りません。
削ったり抜いた歯は元に戻りません。
虫歯や歯周病の治療によって、削ったり抜いた歯は、決して元にもどることはありません。
歯の大切さを考えると、虫歯や歯周病になってしまってから治療していくのではなく、
できるだけ虫歯や歯周病にならないように定期検診を受けて、お口の中を清潔に保ち続けるほうが、歯のためにも、経済的にも良いのです。
定期的な検診で虫歯や歯周病を早期発見。
歯磨きなどのセルフケアだけはなく、歯科医院で定期的な検診を受けて、初期の虫歯などを早期に発見し治療することも重要です。
ごく初期の虫歯であれば、その後の経過次第では、虫歯の進行を防げる可能性がありますし、歯周病も早期発見することで、予防に対する意識が変わります。
特に歯周病は予防が重要です。成人が歯を失う最も多い理由、それが歯周病です。
虫歯の一種では?と思う方もおられるかも知れませんが、歯周病と虫歯はそれぞれ別の菌がお口に悪さをします。
具体的に歯周病の予防について記載しているページがありますのでそちらをご覧ください。
詳しくは予防歯科ページへ
ご自身にあった間隔で
定期検診を受けるのが一番です。
ご自身にあった間隔で定期検診を受けるのが一番です。
目安としては、乳幼児であれば、2~3カ月に一度。
それ以上のお子さんであれば、3~6カ月に一度。
大人の方、高齢者の方では、個人差にもよりますが、3~6ヶ月に一度、検診を受けていただくことが理想的です。虫歯・歯周病になりやすい方、なりにくい方など、お口の中の環境は個人差があります。当院のアドバイスを基に、ご自身にあった間隔で定期検診を受けていただくのが一番です。
検診では、虫歯や歯周病などのひととおりの検査とともに、レントゲン写真などを使用し、問題がないか診断させていただきます。
定期的に通っていただければ、虫歯や歯周病の進行がないか経過をみていくことができ、お口の中を健康に保っていくことができます。
定期的に歯医者に通ったほうが色々な面でお得!
治療するために歯医者に行くのではなく、治療しないために歯医者に行く!
浅井歯科は、上桂・洛西口・桂川院で診療しております。最寄りの診療所へお越しください。