こんにちは。上桂浦田です。
桜もきれいな季節も終わり、いよいよGW突入ですが、みなさんお出かけの予定は
ありますか?私は先日、友人の結婚式に出席するために名古屋に行ってきました。
前日には1歳の息子を連れて愛知県にある「リニア・鉄道館」にも行ってきましたよ。
バスや電車が大好きな息子はおおはしゃぎしていました。
後半はおとなしく部屋の片づけをする予定です。
さて・・・前回までに歯の詰め物に関するお話を、「①型採り」、「②模型作り」、「③詰め物の製作」、そして「院内ラボの御紹介」と分けてブログに載せてきましたが、今回で最終回です。
今回は、出来上がった詰め物が、お口の中に入るまでをお話します。
出来上がって来た技工物(詰め物・被せ物)の適合を、患者さんのお口のなかでみます。
その時に使用する道具が「コンタクトゲージ」(写真左)と「咬合紙」(写真右)です。
「コンタクトゲージ」で隣の歯との隙間の適合具合をチェックします。隣接面を含まない詰め物の場合は、この作業は行いません。
「咬合紙」でかみ合わせをチェックします。
これで患者さんに「大丈夫!」と言って頂いたら、いよいよお口の中にセットです。
この時つける接着剤を「セメント」といいます。
浅井歯科医院では沢山の種類のセメントがあります。
セメントでひっつけたあと、割り箸を噛んでもらうこと5分。。。
あとは、詰め物の周りに付着している余分なセメントを除去し、歯と詰め物をより適合良くするために「研磨」をし、出来上がりです。
こうやって、詰め物はお口のなかに嵌まっていくのです。
詰め物やかぶせ物が欠けたり取れてしまった場合はこちらをご覧ください。