歯医者が教えるフッ素の効果

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2012.02.06

歯医者が教えるフッ素の効果

こんにちは。浅井歯科 上桂の浦田です。

先週は連日、雪が降っていてとても寒い日が続いていましたが、

体調管理は大丈夫ですか?インフルエンザも風邪も流行っているみたいなので

気をつけてくださいね。

ちなみに私は子供に風邪をうつされて、鼻水が止まりませんでした。

さて、今週は虫歯の味方「フッ素」について、お話したいと思います。

みなさん、フッ素をご存じですか?

フッ素は自然界にも存在している天然の物質で、人間の歯・骨にも存在しています。

作用として・・・

脱灰の抑制

プラークから放出される酸により、歯の表面のカルシウムが溶け出します。

(⇒これが虫歯の始まりです。)これをフッ素は防いでくれます。

再石灰化の促進

唾液にも虫歯の予防効果はあるのですが、唾液だけでは時間がかかってしまいます。

フッ素が加わることで歯の表面へのカルシウムの取り込みが早くなり、再石灰化が促進されます。

歯質の強化

フッ素が歯の表面に取り込まれ、プラークの攻撃から歯を守ります。

細菌の抑制

フッ素を使っていないと、プラークの栄養源の糖分はどんどんプラーク内に取り込まれ、

歯の表面を溶かす酸を作り出してしまいます。フッ素を使うと、プラークの栄養になる糖分がプラーク内に取り込まれるのを防ぎます。

・・・と長々と作用を書きましたが、要は「フッ素」は歯にとってもいい成分なんです。

だから小学校でも週1日「フッ化物洗口」の時間が設けられているのです。

と、いうことで小学生だけでなく幼児から大人の方までたくさんの方に使って頂きたいので、浅井歯科ではたくさんのフッ素をご用意しています。

バナナ味やグレープ味、ピーチ味、レモンティー味・・・その日の気分で変えてみてもいいかもしれませんね。

ちなみに・・・私の息子は1歳2カ月ですが、歯が生えだした頃からバナナ味を

愛用しています。歯に塗っているつもりですが、おいしいのかいつもクチャクチャッと

舐めています。歯に留めておきたいのですけどね。

フッ素に関して詳しく知りたい方はこちらをどうぞ