皆さんこんにちは、洛西口浅井歯科医院です。
今回は、歯周病菌の検査について話したいと思います。
成人の80%(軽度なものも含めて)が罹患しているといわれている歯周病ですが
歯周病の原因は、多くの種類がある歯周病菌によるものです。
皆さんは「歯垢」や「プラーク」という言葉はテレビのCM等で聞いて、ご存じだと思います。
多くの方がこれは「食べカス」だと思ってられますが、実はこれ「細菌」なんです。
この中には様々な種類の菌が含まれており、その中に虫歯や歯周病の原因菌が含まれています。
ただ含まれているといっても多くの方に原因菌はいますが、ある一定の量を超えるとリスクが高くなります。
その菌の量を調べる一つの方法が、細菌検査です。
具体的にどのようにするかというと、歯周ポケット(歯と歯肉のすきま)にペーパーポイント
(直径約1mm、長さ4㎝程の紙の棒)を10秒間入れるだけで、菌を採取できます。あとはそれを検査会社に送るだけです。
これによって、数ある歯周病菌のうちのどの菌が主な原因であるかがわかり、場合によってはその菌に対応した抗菌剤を歯周病治療と並行して服用することもあります。
色々な新しい検査方法や治療法が、出てきています。本当に必要な患者様には、このような検査も紹介させて頂きます。
興味を持たれた方は、お気軽におたずね下さい。