明けましておめでとうございます!【2021年】

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2021.01.09

明けましておめでとうございます!【2021年】

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

皆さんは良いお正月を過ごせましたか?
お餅、お節など美味しいもの食べたと思いますが、歯磨きはサボってはいませんか?
むし歯は大きくなってからでは手遅れになる場合があります。
神経を取らないといけなかったり、抜歯をしないといけなかったり。
そうならない為に初期にむし歯を退治しましょう!
ごく初期のむし歯であれば削らなくても治る可能性がありますが、そのためには歯科医の適切な処置と患者様ご自身の日頃からのしっかりとしたメンテナンスが必要になります。

むし歯はその進行度によってCO・C1・C2・C3・C4までの5段階がありますが、歯を削らずに治せる可能性があるのは、CO(初期むし歯)の時です。
この段階では、まだ歯に穴はあいておらず、エナメル質が溶け出し始めた(脱灰)と呼ばれる状態です。
痛みなどの症状はなく、表面が白く濁っている・奥歯の溝が茶色くなるといった特徴があります。
この時に徹底的にむし歯の進行を止める努力をすれば自然治癒が期待できます。

まずは歯科医院でプロによる徹底的な歯のクリーニングを受けましょう
歯はプラーク(歯垢)によって出される酸で溶かされていきます。また歯石はむし歯菌の温床になります。
このプラークや歯石を除去して、口の中を酸性から、再石灰化を促進させるアルカリ性にしておく必要があります。

毎日ていねいな歯磨きを
エナメル質の主な成分はリン酸カルシウムです。
だ液には大量のリンやカルシウムが溶け込んでいるので、ていねいに歯磨きをしていれば、この成分が自然にエナメル質に戻っていくことがあります。
正しいブラッシングを意識する事が大切です。

フッ素塗布も効果的
フッ素にはエナメル質を強化して溶けにくくしたり、むし歯菌の活動を抑える作用があります。
最も効果が高いのは歯磨き後にフッ素のジェルを塗り込む方法です。
ジェルタイプはだ液に流されにくいため、長時間フッ素の効果を歯に留まらせることができます。

間食を控え時間を空けて食事を
お口の中は食事のたびに酸性となり歯が溶かされますが、だ液のミネラルによって元に戻ることを繰り返しています。
間食を何度もしたり、だらだらと長時間飲み食いしていると歯は溶け続けてしまいます。
むし歯を自然に治すには間食をせず、食事を規則正しく摂ることが重要です。

まずはすぐにでもできる、ていねいな歯磨きから頑張りましょう!